診療のご案内MEDICAL
透視検査について
透視検査とは

造影剤を飲んだり注入したりして、見えづらい体内の臓器の形態や機能をリアルタイムに映像として、観察することができる検査です。
当院では、胃・食道・大腸といった消化管の検査や、透視下で骨折・脱臼の整復、整形外科系の検査をおこないます。
当院でおこなう透視検査
脊髄腔造影検査(ミエログラフィー)
脊髄腔内に造影剤を注入して撮影する検査です。
脊髄の圧迫病変の評価に用いられ、主に腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアなど、脊椎脊髄病疾患の病態把握や、今後の治療方針を決定するためにおこないます。
椎間板造影検査(ディスコ)
椎間板内に造影剤を注入して、椎間板の変性の度合いや、ヘルニアの部位などを診断する為の検査です。
MRIでは診断の難しい、外側ヘルニアや椎間板性の疼痛などの診断のためにおこないます。
関節腔造影検査(アルトログラフィー)
関節腔に造影剤を注入して関節の動きを調べる検査で、関節の中の状態をリアルタイムに観察することができます。主に肩や手の関節におこないます。
整復術
透視下で骨の状態を確認しながら、骨折や脱臼の整復をおこないます。
上部消化管検査(胃透視)
食道・胃・十二指腸の病変をチェックするための検査で、造影剤(バリウム)を飲み、食道や胃の壁に付着させ、空気を入れることで風船のように膨らませて、食道や胃の内側の壁の細かい状態を観察し撮影します。