手術・治療のご案内TREATMENT
椎弓切除術について
椎弓切除術とは
手術について
手術は、感染を予防するため、熟練した執刀医が短時間で確実におこなうので安心です。
まずは、麻酔導入後、うつ伏せになり、背中の皮膚を切開します。
続いて、椎弓の一部と黄色靱帯を切開し、 圧迫されている神経根を確認して靱帯、骨を摘出します。
最後に、神経への圧迫がとれたのを確認して、切開した部分を縫合して終了です。
手術時間は通常1時間程度です。
また、脊椎を安定させる方法として、椎弓切除術をおこなった後に、脊椎固定術をおこなう場合があります。
また、脊椎を安定させる方法として、椎弓切除術をおこなった後に、脊椎固定術をおこなう場合があります。
合併症とリスクについて
手術前に主治医から、合併症について十分にご説明させていただきますが、脊椎手術のため、稀に以下のような合併症やリスクが発生します。
- 感染症(患部の腫れ、痛み、発熱といった症状)
- 血栓症(血管内に血の塊ができる)
- 脊髄液漏出
- 脊椎変形、不安定性
- 神経根の損傷、排尿・排便障害
術後について
入院期間は1週間程度で、手術の翌日からコルセットを装着して歩行することが可能です。
コルセットは1ヶ月ほど継続して装着していただきます。
退院後は、定期的に経過観察をおこない、状態を確認します。
手術・治療のご案内TREATMENT