手術・治療のご案内TREATMENT
経皮的髄核摘出術(PED)について
経皮的髄核摘出術(PED)とは

内視鏡を使用しておこなうPED法と、X線透視下もしくはMR透視下でおこなうPN法があります。
椎間板摘出術と比べ小さな切開創で施術をおこなう為、体への負担が少なく、術後の日常生活や仕事への早期復帰を希望される方にはおすすめの治療法です。
また、経皮的髄核摘出術は保険適応となっています。
経皮的髄核摘出術の主な特徴
- 健康保険が適用されます。
- 局所麻酔でおこないます。
- 施術時間が短い。
- 傷痕(手術痕)が目立たない。※約1cmほどの小切開
- 1泊の入院で施術可能。※日帰りも可能
- 副作用や合併症のリスクが少ない。
適応となる主な疾患
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 腰部脊柱管狭窄症
※状態により適応とならない場合もございます。詳しくは医師にご相談ください
治療の効果について
約60%の患者さんで腰痛の改善が、約70%の患者さんで下肢と高い疼痛緩和が得られると報告されています。
合併症について
施術前に主治医から、十分にご説明させていただきますが、稀に以下のような合併症が発生します。
- 椎間板炎
→ 痛みが出ることがあり、薬を使用 - 椎体壊死・骨折
→ 痛みが出ることがあり、薬を使用 - 神経障害
→ ほとんど自然に消滅 - 皮下・筋肉内出血
→ ほとんど自然に消滅 - 薬剤アレルギー(局部麻酔、抗生物質)
- ぎっくり腰
→ コルセット着用で防止
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