手術・治療のご案内TREATMENT
腱鞘切開術について
腱鞘切開術とは
ばね指・ドケルバン病の手術療法
腱鞘切開術は、ばね指(弾発指)やドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)の手術療法のことで、腱鞘を切って、腱がスムーズに動くようにします。
腱鞘切開術の特徴
- 日帰り手術
- 手術痕が小さい
- 手術直後に症状が改善される
- 当日から指を使うことができる
手術の対象について
以下のようなケースで、腱鞘切開術は適応となります。
- 保存療法ではなかなか症状が改善されない場合
- 再発を繰り返す場合
- 日常生活に支障があって患者さま本人が希望する場合
手術について
腱鞘切開術は、局所麻酔でおこないます。
まずは、原因となっている腱鞘の真上の皮膚を1cm〜2cm程度切開します。
続いて、腱の通り道(腱鞘)の狭くなっている部位を切開・切除して、腱がスムーズに動くようにします。
可動域や、症状の改善が確認できたら終了です。
手術時間は10分〜15分程度です。
合併症について
手術前に主治医から、十分にご説明させていただきますが、稀に以下のような合併症が発生します。
- 感染症(患部の腫れ、痛み、発熱といった症状)
- 神経損傷(しびれといった症状)
ばね指・ドケルバン病でお困りの方はお気軽にご相談ください。
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